高齢者に近づくサイレントキラー 下流老人そして最近の貧困若者


2136.png


増え続ける「下流老人」とは!?



年収400万円サラリーマンも老後は下流化する!?ー




日本には下流老人が大量に生まれ続けている。

下流老人とは、わたしが作った造語であり、「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」と定義している


下流老人とは文字通り、普通に暮らすことができない下流の生活を強いられている老人を意味する。

しかし、そのような老人をバカにしたり、見下すつもりはない。

むしろ、そのような老人の生活から多くの示唆をいただき、日本社会の実情を伝える言葉として、創造したものだとご理解いただきたい。

その下流老人は、いまや至るところに存在している。

スーパーマーケットでは、見切り品の惣菜や食品を中心にしか買えずに、その商品を数点だけ持って、レジに並ぶ老人。

そのスーパーマーケットで、生活の苦しさから万引きをしてしまい、店員や警察官に叱責されている老人。

あるいは、医療費が払えないため、病気があるにも関わらず、治療できずに自宅で市販薬を飲みながら痛みをごまかして暮らす老人。

夏場に暑い中、電気代を気にして、室内でエアコンもつけずに熱中症を起こしてしまう人。

家族や友人がいないため、日中は何もすることがなく、年中室内でひとりテレビを見ている状態にある人。

収入が少ないため、食事がインスタントラーメンや卵かけご飯などを繰り返すような著しく粗末であり、3食まともに取れない状態にある人。

ボロボロの築年数40年の持ち家に住んでおり、住宅の補修が出来ないため、すきま風や害虫、健康被害に苦しんでいる人。

わたしたちのもとに相談に来られる高齢者はこのように後を絶たない。

内閣府「平成22年版男女共同参画白書」によれば、65歳以上の相対的貧困率は22,0%である。

さらに、単身高齢男性のみの世帯では38,3%、単身高齢女性のみの世帯では、52,3%である。

単身高齢者の相対的貧困は極めて高く、高齢者の単身女性に至っては半分以上が貧困下で暮らしている。

現在すでに約600万人が一人暮らしをしており、うち半数近くはこのように生活保護レベルの暮らしをしている。

公的な相対的貧困率の指標を用いて、少なく見ても、一般世帯よりも高齢者世帯の方が貧困状態にある人々が多い。

年金の受給金額が低いことや、働いて得られる賃金が少ないこと、家族からの仕送りも期待できないなど、収入が低い理由は多岐にわたる。

そして、深刻なのは、下流老人の問題は現役で働く世代も将来陥る問題であるということだ。

現在65歳の人で20歳から60歳まで厚生年金に加入していて、40年間(480か月)保険料を払ったとする。

年収が400万円を超えていた場合を想定し、平均月給与が38万円とする。

その場合、厚生年金部分は、年間約120万円支給される。国民年金部分は、年間約78万円支給される。

だから、合計金額は約198万円で、月に直すと約16万5千円が支給される年金ということになる。

あるいは、そこまでの収入がない場合もある。そもそも実質賃金も下がっているわけだから、平均月収が38万円もないという場合も多い。

40年間の平均給与が月25万円で計算してみる。そうすると、現在65歳の人は、厚生年金部分は約79万となり、国民年金部分は78万となる。

合計しても157万であり、月額 約13万円しか支給されない(日本年金機構の水準により計算)。

国民年金のみの場合では、年間の支給額は約78万円だけであり、月額は約6万5千円だ。

そして、これから年金支給額は下がることが予想されている。この支給水準を保つことも難しい。

要するに、実際に年収400万円程度だと、「老後にもらえる年金額は月20万円を下回る」ということが分かる。

そして、非正規雇用や不安定雇用が拡大し続けているなかで、それ以下の年収であれば、生活保護基準を割り込んだ年金支給額しか受け取ることができない場合も多く想定される。

さらに、忘れてはいけないのは、年金受給者には課税や保険料徴収がある。実質の手取り金額は、ここからさらに数万円減少する。

高齢期は病気や介護など予期せぬ出費が増える時期でもある。

それまでに、個人的にも政策的にも、相当な準備をしておかなければ、下流になってしまう。

「あなたの老後は下流ですか?」と聞けば、残念ながら多くの人が「YES」と答えざるを得ない時代が間もなくやってくるだろう。

高齢者の貧困は、とても自己責任などといって本人を責めていられるような悠長な状況にない。

過去に『「NHKスペシャル 老後破産」を防ぐためには』というYahoo!記事を配信した。こちらも参照いただきたい。

大きな反響があり、引き続き、多くの人に高齢者の貧困や下流老人の存在を知ってほしいと思っている。

間もなく、この「下流老人」に関するまとまった拙著を刊行する予定である。

それに先立って、今回は「下流老人の実態の一部」、「高齢者の貧困率の高さ」と「年金支給水準の低さ」について、簡単な短い記事として配信しておきたい。


アパレルの女性店員が貧困化するワケ「食費を削って服を買い、薬を飲んで耐えています」


今や「単身女性の3人に1人が貧困状態にある」という調査結果もあるほど、もはやニッポンの大問題として取り上げられることも多い「女性の貧困」問題。彼女たちはいかにして貧困に沈んでいくのか。長年「貧困問題」について取材を続けてきたSPA!取材班が、「女性の貧困」問題について改めて徹底調査。世代別に彼女たちの貧困ぶりを見ると、そこにはさまざまな「共通項」が浮かび上がってきたのだった――。

 ここでは、「20代女性の貧困問題」について、その壮絶な実態を一部紹介する。

◆食費を削って服を買い、薬を飲んで耐えています

~前島知美さん(仮名・28歳)/アパレル関係~

 若い女性が多く働くアパレル業界。華やかに見えるが、実は低賃金で過酷な労働を強いている面がある。契約社員としてショップ店員を務める前島さんの年収はおよそ150万円。休みはほぼなく、もちろん、福利厚生など皆無だ。

あぱれる


「19歳のときに『カリスマ店員』に憧れて飛び込んだものの、現実は華やかな世界どころか、若いコを倒れるまで使い潰すのが当たり前のブラックな業界でした。徹夜で残業をしたり、休日出勤も当たり前なのに手当ては一切出ない。一人当たりの売上げノルマもあるのに、13万円しかない月給のなかから自腹で自分の店の服を買わないといけない。食費を削って服を買うコも多いので、ガリガリに痩せて病気になったり、みんな常に大量の薬を持ち歩いています」

 同じ職場の10代の女性は劣悪な環境に耐え切れず、ストレス性の糖尿病で倒れたという。

「『アパレルには健康なスタッフはいない』というのが業界のあるあるネタです。若いコは生活苦や体を壊してどんどん辞めていく。それでもアパレルに憧れたコはどんどん入ってくるから、ブラックな体制は何も変わらない。私も数年単位でお店を転々としていますが、どこも似たりよったりで、生活は全然楽になりませんね」

 時折、ふと疲れた顔を見せる彼女もまた、精神的にギリギリの状態で働いていた。

「資格を取る時間もないし、みんな目の前の仕事をこなすことしか考えられない。それに職場は10代や20歳そこそこの若いコばかりなので、法律の知識がないから辞めた後も泣き寝入りするしかない。業界もそれを知ってて利用してるはず。人を追いつめて使い潰す業界の体質そのものが、貧困女子を量産しているんだと思います」

 他業種へ転職できるようなスキルも身につかず、心と体を壊せば再起するにも時間がかかる。きらびやかな世界の闇は異様に深い。

<私の未来予想図>

資格もスキルも取れない以上、結婚に逃げるしか術はないです

 5/12発売の週刊SPA!に掲載されている大特集『ニッポンの大問題[女の貧困化]が止まらない!』では、上記のような「リアルすぎる実例」が世代別で続々登場。彼女たちの未来予想図にもぜひ注目してほしい。20代、30代、40代別で「女性の貧困」問題を検証していくと、「ワーキングプア」「シングルマザー」「隠れホームレス」などさまざまな問題が浮かび上がり、貧困大国ニッポンの真の姿に誰もが驚きを隠せないことだろう。

 果たして、新局面を迎えた「女性の貧困」問題に我々はどう向き合えばいいのか、ぜひとも考えながら読んでいただきたい特集なのである。


この特集記事が気になるな…


貧困は、保育園もそうだからね。ブラック企業として


候補がでているから。

ランキング参加してます


応援ポチ励みになります







人気ブログランキングへ


にほんブログ村 その他生活ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 楽しい貧乏暮らしへ
にほんブログ村


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 身の丈暮らしへ
にほんブログ村


スポンサーサイト

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。